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テレビアンテナにはどんな種類があるの?特徴や違いを詳しくご紹介

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屋上に設置されたテレビアンテナ

テレビアンテナにはどんな種類がある?特徴や違いまで詳しくご紹介します

この記事を読むための時間:3分

テレビアンテナを新たに設置する人の中には、「どうやって選んでいいかわからない」「そもそもアンテナに種類ってあるの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。アンテナにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。そこで今回は、テレビアンテナの種類や特徴についてわかりやすくご紹介します。

テレビアンテナは大きく2種類に分けられる

テレビアンテナには大きく分けて以下の2種類があります。

 

・地上デジタル放送を視聴するためのUHFアンテナ
・衛星放送を視聴するためのCS・BSアンテナ

UHFアンテナ

UHFアンテナとは地上デジタル放送を視聴するためのアンテナで、その中にも種類があります。

八木式アンテナ

魚の骨のような形状が特徴の八木式アンテナ。主に屋根の上や破風の部分に金具を使って設置します。規格が豊富なので、電波の強弱によって自分に合ったタイプを選ぶことができるのがメリット。地上デジタル放送の電波を受信する際、アンテナの素子数(魚の骨のように見える棒の本数)が多いほど利得が大きく、遠距離受信に向いているとされています。一般的に地デジ放送の受信には中距離受信用(14 から 20素子程度)を使うことが多いです。

平面アンテナ(デザインアンテナ)

通称デザインアンテナと呼ばれる、平面状のアンテナ。八木式アンテナ同様本体の中に素子が入っており、これによって地上デジタル放送の電波を受信することができます。見た目がスタイリッシュでスマートなことから近年人気のタイプ。メーカーの努力によりさらなる軽量化・スリム化が進んでおり、風や雨に強く耐久性が高いのも特徴です。ただし、設置する高さに限界があるため、電波の弱いエリアでは設置が不可能な場合があるので確認が必要。

室内アンテナ

室内に置くことのできるアンテナ。設置工事の必要がないので、手軽に設置できるのが最大のポイントです。ただし屋外に設置するアンテナに比べて電波の受信が安定しないので、電波の弱い地域での使用には向きません。

CS・BSアンテナ

CS・BSアンテナは、衛星放送を視聴するためのアンテナ。CS、BS共に赤道上空の静止衛星を利用して放送電波を送信しており、その方向にCS・BSアンテナを向けることで受信することができます。CS・BSアンテナはパラボラアンテナと呼ばれ、白い皿のような形状をしているのが特徴。このアンテナを、衛星がある南南西の方向へ向けて設置します。衛星放送を視聴するためには、それ以外にアンテナケーブルとチューナー内蔵のテレビが必要になります。

BS110°CSアンテナ

従来のフルハイビジョン放送(2K放送)を視聴するためのアンテナを、BS110°CSアンテナといいます。一般家庭用のアンテナは、ほとんどが450Φ(直径45cm)。自分で設置することも可能ですが、安定した電波受信のためには専門業者に依頼するのがおすすめです。無料のBS放送はアンテナを設置するだけで視聴できますが、有料のスポーツチャンネルや映画チャンネルなどは別途契約が必要。

4K8Kアンテナ

4K8Kアンテナとは、4K8K放送を受信するためのアンテナで、BS/CSアンテナ同様白いお皿のような形状をしています。4K8K放送を視聴するためには4K8K対応のテレビとチューナー、4K8K対応の部品(ブースターなど)が必要になります。

条件に合ったアンテナを選ぼう

テレビアンテナには種類があり、テレビを快適に見るためにはその地域や立地条件に合ったアンテナを選ぶことが重要です。デザインだけでなく機能性もしっかり考慮し、最適な状態で視聴できるよう正しく設置しましょう。アンテナはテレビ映りを大きく左右します。じっくり選んでから、信頼できる専門業者に依頼するのがおすすめですよ。

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