テレビが映らない原因とその対処法について

この記事を読むための時間：3分

テレビが映らなくなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか？アンテナやテレビ本体の故障はもちろんのこと、周辺機器の不具合や設定ミスなど、いろいろなことが原因として考えられます。テレビを安心して楽しむためにも、原因やその対処法について、ある程度は学んでおくことが重要です。

今回はテレビが映らなくなる原因についてお話していきますので、まだよく理解できていない、と感じる人は、ぜひこの記事を参考にして理解を深めてください。

テレビが映らなくなる原因とは

テレビが映らなくなる原因には色々ありますが、なかでも特によく起こるものを挙げてみました。

・アンテナの向き、不具合
・ブースターの電源が切れている
・ケーブルが長い
・電源コードの抜け
・チャンネル間違い

これらの原因について、さらに詳しく説明していきます。

アンテナの向き、倒れ

アンテナの向きが変わってしまったり、倒れてしまったりすることによって、テレビが視聴できなくなることはよくあります。強風や屋根に集う鳥が原因でアンテナの位置が変わったり、倒れたりすることによる、受信レベルの低下が原因である可能性が高いです。位置を再度調整する、鳥害対策を施すなどの対応をすることで、このような事態は防げます。

チャンネル設定

テレビが視聴できない原因として、チャンネル設定の未完了は非常に多いです。テレビで地デジ放送を視聴するためには、チャンネルスキャンを実施し、設定を完了させなければなりません。また、以前住んでいたところと違う地域に引越しした場合、購入時に一度チャンネル設定を行ったとしても、再度チャンネルスキャンを実施し、設定を完了させなければならないので、このことも覚えておきましょう。

ケーブルが長い

テレビとアンテナの位置があまりにも離れているために、ケーブルの長さが長くなってしまうと、テレビが映らなくなることが稀にあります。長いケーブルの中で電波が弱まり、受信レベルが低下することが原因として考えられます。

電源コードの抜け

テレビが突然視聴できなくなってしまう原因で、意外と多いのが電源コードの抜け。近くで子供が遊んでいる際、コードを足に引っ掛けてしまったり、掃除機にコードを引っ掛けて抜いてしまったりなど、日常生活のちょっとしたことがきっかけでテレビが故障した、と勘違いする人は案外多いです。

入力の間違い

テレビが視聴できない原因で、入力の間違いはよくあることです。番組表から地デジ放送の番組を選択したにも関わらず、入力選択をBS放送やCS放送に合わせてしまっているために、地デジ放送が視聴できない、といったことは誰しもがよく経験します。故障を疑う前に、自分が見たい番組と入力があっているかどうか、まずはチェックしましょう。

エラーコードを確認しよう

テレビが映らなくなったら、表示されているエラーコードを元に対処しましょう。コードの意味を理解しておくと、不具合が発生している場所を特定でき、ピンポイントで対処することが可能です。例えば「E101」が表示されていれば、B-CASカードの読み取りエラーを意味しているので、B-CASカードを確認すればよいことがわかります。コードに秘められたメッセージを読み解くことで、テレビが映らない時の対処が比較的スムーズに行えます。

テレビの故障を疑う前に確認しよう

テレビが映らなくなると最初に思い浮かぶのが、テレビやアンテナの不具合や故障。しかし、電源コードの抜けや設定の未完了など、ちょっとしたことが原因である場合も多々あります。また、テレビに表示されるエラーコードは、映らない原因を知らせてくれる重要なメッセージでもあるので、これをヒントにまずは自分で対処してみましょう。