電波障害によってテレビが映らなくなった時の対処法について解説
電波障害によってテレビが映らなくなった時の対処法について
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「突然テレビが真っ暗になった」「ブロック状のモザイクが突如映って、番組が見られない」このようなことになった場合、まず疑うのはテレビやアンテナの故障、ケーブルの接続不良などではないでしょうか。確かにこれらが原因でテレビが突然見られなくなることはよくありますが、電波障害が原因である可能性も否定できません。では、電波障害とは一体何なのでしょうか?
そこで今回は電波障害について、対処法の解説も交えながらお話していきます。電波について、より深く理解したい方は、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
電波障害とは
電波障害とは他の電波や高い建物、自然現象などによって放送電波がさえぎられ、受信レベルが下がったり、全く受信することができなくなったりする現象のことです。障害は家一軒だけ、といった単位で起こるのではなく、地域全体で発生します。例えば電波の通り道に建設中の高層ビルがあったり、背丈の高い樹木があったりすると、そこを突き抜ける電波は弱体化し、受信レベルの低下が起こります。
また、近くで無線をしている、携帯電話の中継基地があるなどの場合も、そこから発信される電波に干渉されることによって障害が発生する場合もあります。
電波障害によって現れる症状は?
電波障害によって現れる、テレビの症状は次の3つです。
・ブロックノイズ
・テレビが真っ暗になり「E202」が表示される
・テレビの映像が突然フリーズする
ブロックノイズとは、テレビ画面の真ん中あたりに現れる、ブロック型のモザイクです。ブロックノイズが現れたり、画面がフリーズしてしまったりした場合、電波障害が起きている可能性があります。また、突如画面が真っ暗になり、電波が上手く伝わらないことを知らせる「E202」のエラーコードが発生した場合も、障害が発生している可能性が高いです。
電波障害によって映らなくなった時の対処法
テレビが映らなくなってしまったら、まずは電波障害なのかどうかを調べてみましょう。電波障害であれば自宅だけでなく、地域単位で発生している可能性が高いです。同じような症状がテレビに発生していないか、ご近所に確認してみましょう。もし周りでもテレビに同じような症状が出ているのであれば、まずはお住いの自治体にある、担当窓口やNHK、総合通信局などに相談してみましょう。
電波障害の防止策はある?
電波障害の防止策として考えられるのは、次の2点です。
・ケーブルテレビに変える
・受信レベルの高いアンテナに変える
どのようなことを行うのかについて、具体的に解説していきます。
ケーブルテレビに変える
電波障害の影響が比較的少ないケーブルテレビに変えることで、頻繁に発生するブロックノイズやエラーコードなどのメッセージを減少させることが可能です。ケーブルテレビは性能の高いアンテナを使用し、ケーブルを使って各家庭に電波を送信しているので、近辺の建物や自然現象などに影響を受ける可能性が極めて低いです。
受信レベルの高いアンテナに変える
高い建物や森林に囲まれていると、そこを突き抜ける電波は弱くなり、受信レベルが低下します。このような環境で生活されている場合は、感度が良好で受信レベルが高いアンテナに交換することをおすすめします。
アンテナ交換を希望するならアンテナ工事業者へ相談
電波は高い建物や樹木、他の電波などからの影響を受けやすく、受信環境次第では障害を発生する可能性もあります。電波障害はアンテナの向きを調整したり、受信レベルの高いものに交換したりすると、改善する可能性もあるので、もしもの場合は専門の工事業者へ相談するのもよいでしょう。
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