テレビが映らない時に表示されるエラーコードの意味について解説
テレビのエラーコードの種類について
この記事を読むための時間:3分
テレビを見ていたら突然映らなくなり、「E202」というアルファベット交じりの数字が出てきた、と驚かれた人もいるのではないでしょうか。画面に現れた数字は「エラーコード」といって、地デジ放送において受信状況が悪くなったり、アンテナに不具合が生じたりした時に表示されます。では、エラーコードにはどのようなものがあるのでしょうか?また、エラーコードにはどのようなメッセージが込められているのでしょうか?
そこで今回はテレビに表示される、エラーコードについてお話していきます。コードの中には1分足らずで対処できるものもあるので、臆することなく、まずはその意味から覚えていきましょう!
目次
テレビのエラーコードとは
エラーコードとは、テレビやアンテナ、受信状況などに不具合が発生した際、種類別にその理由を表示してくれるコードです。コードを元に不具合の原因を解明し、処置することで、地デジ放送が再び視聴できるようになります。例えば「E100」が画面に表れたら、B-CASカードが挿入されていない、ということを表しているので、B-CASカードを挿入すれば問題が解決します。
このように、エラーコードはテレビが見られなくなる原因を教えてくれる、いわばメッセージのようなものです。
エラーコードの種類や意味について
エラーコードにはいろいろな種類があり、全てを頭に叩き込むのは至難の業です。そこで今回は特に表示される可能性が高いと考えられるものをピックアップしてご紹介します。
E101:B-CASカードエラー
「E101」はカードが挿入されているものの、外れかかっていたり、正しい方向に挿入されていなかったりすることで、読み取りができない、「読み取りエラー」の表示になります。また、カードが正しく挿入されているにも関わらず、カードの磁気に不具合があり、読み取りができない場合もこのコードが表れます。まずB-CASカードを確認してください。
E202:信号の受信エラー
「E202」は、正しく信号が受信できていないことを知らせています。このコードが表れたら、アンテナの不具合やケーブル、コードなどの接続不良が起きている可能性があります。アンテナやケーブル、コードの接続部分をまずは確認してください。
E203:現在放送されていません
「E203」は、選択したチャンネルが現在放送されていないことを知らせています。このコードが表示されたら、選局ミスの可能性があるので、見たいテレビ番組のチャンネル番号をもう一度確認し、選局し直してください。
E205:視聴条件により閲覧不可
「E205」は、未契約のチャンネルを選局してしまった場合に表れます。契約が必要な有料チャンネルを未契約にも関わらず、選局してしまったことを知らせるメッセージです。選局チャンネルを変更する、また、視聴希望であれば契約の申し込みをするなどの対応をしてください。
E209:衛星アンテナケーブルのショート
「E209」は、BS/CSアンテナのケーブルがショートしていることを知らせるメッセージです。一旦電源を切り、ケーブルを交換する、もしくは修理するなどの対応を行ってから、再び電源を入れて確認しましょう。
BS/CSアンテナの交換や修理のことでわからないことがあれば、おすすめアンテナ工事業者比較.comでアンテナ工事業者を検索し、相談することをおすすめします。
エラーコードの意味を知ろう
エラーコードが表れたら、伝えられた不具合の原因に対し、処置を行うことで再びテレビが復旧します。特に表れる可能性が高いと思われるコードに関しては、ある程度内容を理解しておくことで、突発的なアクシデントにもスムーズに対処することができるでしょう。
エラーコードが頻繁に表れる場合は、アンテナの調整や点検が必要かもしれません。この場合はおすすめアンテナ工事業者比較.comで最寄りのアンテナ工事業者を検索し、対応してもらってくださいね!
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