アンテナを鳥害・糞害から守るには？鳥よけに有効な方法を詳しくご紹介

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屋根や電線に留まるたくさんの鳥。「屋根に留まって羽を休めるぐらいは問題ない」と思われるかもしれませんが、実はテレビアンテナに鳥が留まることによってアンテナがずれてしまったり糞をされてしまったりという被害が発生する場合があります。そこで今回は、アンテナを鳥害から守る方法や対策について詳しくご紹介していきます。

アンテナの鳥害とは

テレビアンテナの鳥害は、主に以下の2つ。

・アンテナのずれ
・糞害

それぞれどのような被害なのか、見ていきましょう。

アンテナのずれ

まず一つ目は、せっかく調整したアンテナに鳥が留まることによって起こる“ずれ”。テレビのアンテナは、最適な角度に調整して設置されます。このアンテナに鳥が留まることで、アンテナの角度がずれてしまい、テレビの映りが悪くなってしまうのです。カラスのような大型の鳥が何羽も留まったり、飛び立つ時に与える衝撃は想像以上に大きいもの。決まった時間に移りが悪くなるなどのアンテナの不具合は、もしかしたら鳥が関係しているかもしれません。

糞害

もう一つの鳥害は、糞による被害。鳥がアンテナに留まった際に糞をして屋根や外壁が汚れたり、太陽光パネルを設置している家であれば、アンテナに留まった鳥が落とした糞によって被害を受ける場合があります。屋根の上はなかなか掃除することができないので、糞害はできるだけ避けたいもの。

鳥よけに有効な対策とは

鳥害を防ぐには、アンテナに鳥が留まらないようにするしかありません。そのためには、

・鳥が足場にすることができない
・鳥が翼を広げられない

という2点が重要になります。

デザインアンテナにする

鳥害が多く発生するのは、魚の骨のような形が印象的な八木式アンテナと呼ばれるタイプです。この八木式アンテナを、デザインアンテナと呼ばれるボックスタイプのアンテナに変えることで、鳥が留まるポイントを限りなくゼロにすることが可能。さらにデザインアンテナにすることで、風に煽られにくくなるというメリットもあります。

ただし、デザインアンテナは八木式アンテナに比べて電波の受信能力がやや弱いので、どの家庭でも使用できるわけではありません。変更を検討するなら、一度アンテナ業者に相談してみましょう。

アンテナに加工する

アンテナの鳥が留まることができないよう、アンテナに加工するという方法もあります。例えば剣山のような市販の鳥除けアイテムをアンテナにくくりつけたり、結束バンドを複数くくりつけるというのが有効な方法。結束バンドを使う場合、締めた末端が上に向くようにするのがポイントです。

超音波装置を設置する

鳥が嫌う超音波を発する装置を設置するという方法もあります。ネット通販などでも手軽に購入でき、鳥を傷つけずに追い払うことが可能。ただし、カラスは学習能力に優れているので、一時的にしか効果が得られない恐れもあります。

アンテナ交換は専門業者に相談しよう

アンテナ交換や加工など、高所での作業は大変危険です。鳥害に悩んでいるなら、専門業者に一度相談してみるのがおすすめ。交換、加工共に費用はかかりますが、アンテナを最適な状態に設置するためには、やはり専門的な知識が必要です。ちなみにデザインアンテナに交換する場合は約20,000円～が相場になります。

アンテナを鳥害から守ろう

アンテナを鳥害から守るために一番有効な方法は、鳥が留まれないようなアンテナに交換することです。鳥害や糞害に悩んでいるようであれば、一度アンテナ専門業者に相談してみるのがおすすめ。快適にテレビを視聴するためにも、最適な対策を取りましょう。