BSアンテナへの障害物の影響は?映りが悪い場合の原因や対処法などについて
BSアンテナへの障害物の影響は?映りが悪い場合の原因や対処法について
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BSアンテナを設置するにあたって電波受信の妨げになる障害物が気になる方も多いかもしれません。障害物の種類や対処方法などをまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
目次
BSアンテナの障害物の種類は?
BSアンテナの障害物はさまざまなものがあり、どうしてこのようなものが障害物になるのか?と疑問に思うものがあるかもしれませんが、暮らしの中で普段は気にならないものが障害物になる可能性も高いので、ぜひ確認してみてください。
樹木
庭や自宅周辺に樹木はありませんか?樹木が意外とアンテナの障害物になりやすいことを知らない方は多いかもしれません。樹木は、枝の隙間が多いので、電波が通りやすいのではないかと考えがちですが、わずか数十cmの小さい物でも受信のさまたげになります。また、樹木は種類や季節などでも影響を受けやすく、季節によってテレビの映り具合が変わる場合は、樹木の影響を受けている可能性があります。自宅の庭の木であれば、BSアンテナの障害物となっている部分を切ることで改善することがありますが、高い位置木を切る作業は危険があるので注意しましょう。
建物
BSアンテナの障害物になりやすいものは樹木だけではありません。周辺にビルや鉄塔などのような大きな建物が見えませんか?衛星からの電波は、BSアンテナよりも高い位置に遮る物があると受信しにくくなります。
洗濯物
意外と見落としがちなのが洗濯物です。もしも洗濯物を干していないときと干しているときとでテレビの映り具合が悪い場合には、洗濯物が邪魔をしている可能性があることを疑ってみましょう。BSアンテナの設置場所によっては、エアコンの室外機や物干し竿が障害物になる場合もありますし、アンテナを設置した時点でチェックをしたときに問題がなくても、のちのちに問題になるケースの一つです。
その他の障害物
BSアンテナは、樹木や建物、洗濯物以外にも、立地によっては、幹線道路や歩道橋も障害物になります。また、1本の電柱も電波の受信を邪魔することがあるので覚えておきましょう。
障害物があった場合はどうする?
BSアンテナの設置をする際に障害物があった場合、どうしたら良いかと悩んでしまう方も少なくないのではないかと思いますが、アンテナの高さや設置場所を変えるなど、思いの外、自分で簡単にできることもあるので、ぜひ試してみてください。
BSアンテナの角度を変える
BSアンテナを設置する際、近くに障害物がある場合は、アンテナを少し斜め上に向けてみると受信状態を向上できる可能性があります。アンテナには、地域ごとに仰角や方位角という目安がありますが、動かすことのできない障害物がある場合には目安に関係なく手探りで慎重に微調整をして、改善できるポイントを探してみてください。
BSアンテナの高さを上げる
アンテナの角度を変えても映らない、もしくは受信状態が改善されない場合には、アンテナの高さを上げることもポイントです。障害物よりもアンテナが高ければ受信がしやすくなります。仮に障害物の高さを超えることができなくても、BSアンテナが障害物の高さから1.5倍の距離があれば悪い状態ではないので、位置を確認してみましょう。例えば、障害物の高さが10mだったら、距離が15m開いていれば地上0mの高さでも大丈夫という感じで考えてください。
BSアンテナの障害物は業者に相談しよう
上記にて、障害物を避けて受信をするには、アンテナの角度や高さを調整するのが良いと説明をさせていただきましたが、実際に屋根に上って対処や作業をするのはとても危険を伴います。また、作業を自分でやってみても上手に設置できないこともあるので、少しでも不安のある方は、業者に相談してみてください。業者はプロなので知識や技術があることは当然ですし、受信環境を確認する機器を持っていて、見落としがちな障害物も確認してくれるので、工事が必要な場合は依頼をしていただくのがおすすめです。
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