初心者にもできる地デジアンテナをdiyで設置する方法！

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ガーデングやインテリアなどのさまざまなシーンでdiyを行っている方は多いのではないかと思いますが、その中には自宅に地デジのアンテナをdiyで設置したいと考えているかたもいるかもしれません。この記事ではアンテナをdiyで設置する方法や注意点について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

アンテナの設置場所を決める

まず、アンテナをdiyで設置するには設置場所を決めることが大切です。設置場所によって、電波の受信の強弱に差があったり、アンテナの固定がしやすさに違いがあったります。屋根やベランダなどさまざまな設置場所があるので、チェックしてみましょう。

屋根への設置

屋根は建物の中で一番高い所にあるため、電波が拾いやすく、遮蔽物が少ないので、アンテナの角度調整がし易さがあります。ただし、高所作業が必要であることから危険が伴うため、一人では作業できないことと、専門知識が必要となるため難易度の高くdiyには向かないので注意しましょう。　

ベランダへの設置

屋根上にアンテナが設置できない方は、ベランダの設置がおすすめです。ベランダに設置するための金具は数多くあり、アンテナも安く購入でき、作業スペースも確保しやすく、施工も簡単にできるため、diyの初心者の方でもチャレンジし易いのではないかと思います。

壁面への設置

壁面への設置では、デザインアンテナと呼ばれる平面アンテナが使われることが多く、景観がスッキリした印象になるのが特徴で、比較的安易に設置ができるので、DIY向けです。ただし、取り付け位置が低くなるので、周囲の建物から影響を受けやすく、十分な電波強度が確保できない可能性があるため、ブースターも必要になる可能性も高い点に注意しましょう。

アンテナの設置の注意点

アンテナの設置には注意点があります。テレビの映りに悪影響を及ぼすことがあるので、しっかり抑えて作業するようにしましょう。アンテナの向きや配線などポイントを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

正しい向きに設置

アンテナを設置する際、電波塔に向きを合わせる必要がありますが、アンテナが設置してある近隣の住宅がある場合で、周りの住宅のアンテナが同じ方向に向いているようであれば、その先に電波塔がある可能性が高いので、確認して参考にしましょう。

配線を確認する

アンテナを正しく設置しても、配線が間違っている場合はテレビが映りません。アンテナからテレビまでの配線経路は、アンテナ→混合器→ブースター分配器→分波器→テレビが一般的ですが、アンテナを接続する時は単に線をつなげれば良いというわけではなく、インピーダンスマッチングに気をつけて配線をする必要があります。インピーダンスとは一言でいえば「交流回路の電圧と電流の比」なのですが、接続する機器同士の信号の流れやすさに関わることで、インピーダンスを調整することをインピーダンスマッチングと言います。異なるインピーダンスをつなげた場合、電波の反射が起こってしまい強度が弱くなるため、アンテナ自体のインピーダンス値にそろえるのが一般的です。一般的な地上波放送用では75オームが使われるので覚えておきましょう。

自分の環境に合わせたアンテナを選ぶ

アンテナには「八木式」とデザインアンテナと呼ばれる「平面アンテナ」があります。八木式アンテナは電波強度は安定しやすいというメリットがあり、現在で最も設置されているアンテナになるのですが、様々な種類があり、特徴としては魚の骨の形をしていてサイズが大きく、台風など天候の影響を受けやすいというデメリットもあるのですが、比較的安価に手に入れることができます。平面アンテナはデザイン性が高くカラーバリエーションも豊富で、景観も良くなるので人気が高いアンテナですが、八木式アンテナよりも高価です。平らな形状をしているため、風の影響を受けやすいというデメリットがありますが、スタンドなど専用の台で屋内に設置できるものもあります。受信強度の確保には専門的な知識が必要になるので、diyを検討している方は、アンテナ業者へ一度相談してみましょう。

アンテナ設置DIYについてのまとめ

今回の記事ではアンテナ設置をDIYでやりたいと考えている方に向けて情報を紹介させていただきましが、実際の設置には様々な道具や機器や専門的な知識が必要になります。注意点に気をつけていても、事故が発生する危険もありますので、少しでも不安がある方は、アンテナ業者に依頼してください。