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初心者にもできる!?壁面アンテナの取り付け方法などについて

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アンテナ

初心者でもできる!?壁面アンテナの取り付け方法などについて

この記事を読むための時間:3分

壁面のアンテナを自分で取り付けてみたいと思っている方がいるかもしれません。この記事では、デザインアンテナの費用の相場や豆知識、設置する流れなどをまとめみましたので、よろしければぜひ参考にしてみてください。

壁面アンテナについて

念の為の説明からとなりますが、壁面アンテナとは「フラットアンテナ」「平面アンテナ」といった名称で呼ばれるデザインアンテナのことで、長方形で、スタイリッシュなものが多く、見た目もすっきりするので、外観が良く人気が高いアンテナになっています。

デザインアンテナの費用の相場

地デジデザインアンテナが工事費込みで約30,000円~45,000円、地デジデザインアンテナ+ブースターが工事費込みで約45,000円〜70,000円、アンテナ撤去・処分代が約3,000円〜15,000円、といった相場になっています。

デザインアンテナを設置できる場所

従来の八木式であれば、屋根裏や屋根上に設置するのが一般的ですが、デザインアンテナの場合は、壁面、ベランダ、屋根裏などがメインの設置場所となります。

デザインアンテナの性能についての3要素

1. 動作利得

動作利得とは、通常dB(デシベル)で表示される電波の受信感度を表す言葉で、dBの数値が大きいほど受信性能が良いアンテナだと判断されるのですが、実際にはdBの数値だけで性能が確定するものではなく「素子数」と「電界強度」に大きく関わっています。

2. 素子数

素子とは、屋根上に設置をする一般的な八木式アンテナでいうところの「骨のような部分に当たる横棒」のことを指し、素子の数は多ければ多いほど受信感度が良くなります。一般家庭では20素子の八木式アンテナを使用することが多いのですが、デザインアンテナの場合は素子がみえない構造になっているため、「20素子相当」といった表示で表されます。

そのうえで「20素子八木式アンテナ」と「20素子相当デザインアンテナ」の性能は、ほぼ同等だと考えて問題ありませんので覚えておくと良いかもしれません。

3. 電界強度

「電界強度」とはテレビ電波の強さを表す言葉なのですが、電波塔からの距離や障害物の有無などにより「強電界(80dB以上)」「中電界(70dB以上)」「弱電界(60dB以上)」という3つのエリアに分類がされます。

そのうえで、デザインアンテナは強電界以外への設置は不向きだと言われることもありますが、近年ではアンテナ性能の向上や東京スカイツリーでの運営が開始されたといった良い要素が増えたことや、ブースターの併用をすることなどで、強電界以外のエリアでも設置できる箇所が増えてきています。

デザインアンテナの取り付け方法

必要な道具について

簡単にリストでまとめると

  1. アンテナ本体や壁面金具
  2. ボルトやレンチなどの工具
  3. 水平器や測定器などの機器
  4. 脚立
  5. 作業手袋
  6. アンテナケーブル

といったものが必要となりますが、施工を行うにあたって、天気の悪い日は受信がしにくく、怪我をする危険性があるので、見通しの晴れた日にすることがおすすめです。

大まかな手順

  1. まずは壁のどの位置につけるか決める
  2. 脚立で壁に上る
  3. 設置場所に到達したら、ボルトを使って壁面金具を固定します
  4. 壁面金具にアンテナ本体を差し込み、慎重に固定します
  5. その後アンテナ本体とケーブルを接続してください
  6. アンテナを設置した後は、室内にアンテナケーブルを引き込みます。

といった流れになりますが、道具を持って上り下りするのは、かなり危険が伴うので必ず2名以上で作業をするようにしてください。

設置が難しければプロに依頼を

デザインアンテナの取り付け方などについて紹介しましたが、結論として、初心者でもやろうと思えばできなくは無いものの、やはり作業には脚立の上り下りや金具の固定など危険を伴う作業があるので、設置が難しければプロに依頼していただくことをおすすめいたします。

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