壁面のアンテナ端子を交換してみよう
壁面のアンテナ端子を交換してみよう
この記事を読むための時間:3分
壁面のアンテナ端子が古くて交換したいと考えている方に向けて、壁面のアンテナ端子の配線の方式や交換に必要な道具、交換手順などを紹介させていただきます。部品はメーカーによって変わってしまうため、あくまでも一般的な方法にはなりますが、よろしければ参考にしてみてください。
目次
アンテナ端子の種類確認
アンテナ端子を交換する際は、今使用しているアンテナ端子の形状を確認することが大切です。多くの家庭で使用されているF型のアンテナ端子や直付端子、フィーダー端子について紹介するので、確認してみてください。
F型のアンテナ端子
現在多くの家庭で使用されているアンテナ端子はF型のアンテナ端子で、形状は地上派のみが見られる1個タイプや地上派とBSが別々になった2個タイプがあり、取り付けの際には、Lの形をしたL型プラグやストレートプラグといったものを使用します。
直付端子
直付端子は、近年ではあまり見かけない旧式タイプのアンテナ端子で、BSやCSといった衛星放送を受信ができません。取り付けには、別のケーブルや機器が必要になるので注意しましょう。
フィーダー端子
フィーダー端子は、直付端子と同じように旧式タイプのアンテナ端子で、BSやCSといった衛星放送を受信できません。取り付けには、別のケーブルや機器が必要になります。
交換に必要な道具について
アンテナ端子の交換に必要な道具を簡単なリストでまとめると
- ドライバー
- 新しいアンテナ端子
- 金属の取り付け枠
- カバー
などになるのですが、アンテナ端子は「テレビ端子」や「テレビコンセント」などさまざまな名前で販売されていますので、自宅の配線やアンテナの種類を確認して選んでください。また、カバーは、使用していたものをそのまま使うこともできますので覚えておくと良いかもしれません。
アンテナ端子の交換方法
テレビ端子の交換を詳しく紹介します。手順は比較的簡単ですが、アンテナ端子の種類によっては難しいものもあるので、無理せずにプロの業者に依頼するようにしましょう。
カバーを外す
テレビ端子の横にコンセントがある場合は、誤って感電をすることがあるので、必ずブレーカーを落としてから上下のネジ(ビス)を取りカバーを外してください。ネジを外しても、長い間使用しているとカバーが外れないことがありますが、コツとしてはマイナスドライバーを隙間に入れてテコの原理を利用すると簡単に外すことができます。
取り付け枠を外す
取り付け枠の上下にあるネジをプラスドライバーで取り外しましょう。取り付け枠を引っ張り出して、テレビ端子のネジを緩めます。そのままアンテナ線を外してください。
新しい端子を取り付け枠に固定する
取り付け枠は、使用していた取り付け枠に問題がなければ、そのまま使ってください。もし新品の取り付け枠に変える場合は、合わなくなってしまうので同じ物と取り換えましょう。アンテナ端子を取り付け枠を固定してください。マイナスドライバーで、アンテナ端子が外れないように枠部分で押します。枠部分がガタガタ揺れなければ完了です。
アンテナケーブルをアンテナ端子に接続する
アンテナ線をストリップゲージに合わせてカットして、向きを間違えないよう「IN」部分にアンテナ線を差し込み、その後、ネジを締めて固定します。
取り付け枠を固定してカバーをつける
壁の中にアンテナ線を入れて、取り付け枠の上下のネジを締めて壁面に固定してください。取り付け枠が隣の枠と合わせてネジを締め、カバーを取り付けたら完成です。
交換できなければ業者に依頼しよう
今回の記事で紹介をさせていただいたように、壁面のアンテナ端子の交換作業は自分自身で行うことができますし、アンテナ端子が古くても、適切な方法で接続できれば、地上デジタル放送を視聴できますが、感電の危険性や難しい作業もあるので、できないときは無理をせず業者に依頼するようにしましょう。
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