壁面のアンテナ端子の種類とは?
壁面のアンテナ端子の種類とは?
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テレビの設置の際に、壁面のアンテナ端子を見たことがある方は多いかもしれませんが、壁面のアンテナ端子にはさまざまな種類があり、端子の種類によっては接続で躓いてしまうケースもあります。この記事では、端子にはどのような種類があるのか、といった情報や、取り付けるのに必要な部材などを紹介させていただきますので、チェックしてみてください。
目次
アンテナ端子の形状とは?
アンテナ端子の形状は、F型アンテナ端子、直付端子、フィーダー端子の3種類あり、それぞれ形状や使い方が違うので、ご自宅の端子がどれに該当するのかなどを調べてみてください。
F型アンテナ端子
現在、アンテナ端子と言えば「F型アンテナ端子」が一般的で、多くの家庭で使われています。1970年代には一般家庭に普及されていて、発売から50年以上使用されているロングセラーのアンテナ端子です。壁面のF型アンテナ端子は、地デジとBS/CSが独立していない1個のタイプと、地デジとBS/CSが独立しています。
直付端子
直付端子は、F型アンテナ端子が普及している現在では、あまり見られない旧式タイプのアンテナ端子で、同軸ケーブルを直接ターミナルに固定するタイプや芯線部分もネジで固定するタイプがあります。直付端子も、その状態でテレビにつなげてもらえれば、地デジを観ることはできますが、直付端子ではBSが見られないため、もしBS放送も観たいようであれば、BSアンテナを別途ご用意していただき、新しいF型コネクタ端子に交換していただくのがおすすめです。
フィーダー端子
フィーダー端子は妨害を受けやすくデジタル放送に対応していないため、最近はあまり見られなくなりましたが、Y字の平行フィーダー線を取り付けるタイプの端子です。
取り付けるのに必要な部材とは?
いざ、テレビとつなげようとした際に、どのような種類の部材を用意したらよいのかわからなかい方が多いかもしれませんが「地上波のみ」の場合と「地上波とBS/110度CS」の場合で必要なケーブルの本数が異なるので注意してください。
F型のアンテナ端子 x1
地上波のみの場合は、アンテナケーブル2本とHDMIケーブルが必要です。地上波・BS/110度CSの場合は、1つの端子に地上波・BSが混合しているタイプになり、アンテナケーブル3本、分波器、HDMIケーブルを用意しましょう。HDMIケーブルとは、1本で映像と音声、操作信号を伝送できるケーブルで、接続が簡単、見た目がすっきりするといったメリットがあります。
F型のアンテナ端子 x2
F型のアンテナ端子2個タイプは、地上波とBSが別になっています。1個タイプと同じで、地上波は、アンテナケーブル2本とHDMIケーブルを用意しましょう。地上波・BS/110度CSは、アンテナケーブル4本とHDMIケーブルが必要で、分波器は使用しません。
直付端子
直付端子は、直付端子用アンテナケーブルとアンテナケーブル、HDMIケーブルが必要ですが、地上波しか受信できないので、これ以上のケーブルや分波器は必要ありません。ただし、BSアンテナを設置すればBSを受信できます。
フィーダー端子
フィーダー端子は、整合器、アンテナケーブル3本、HDMIケーブルを用意してください。地上波しか受信できませんが、BS放送を見たい方は、BSアンテナを設置すればBSを受信できるので準備してください。
まとめ
壁面アンテナの端子にも種類があり、これからアンテナ端子とテレビやチューナーを接続しようと考えている場合、F型のアンテナ端子は一般的ですが、直付端子やフィーダー端子は旧式タイプで接続は難しいのではないかと思います。コンセント付近の作業は感電の危険性もあるため、少しでも難しいと感じるようであれば、迷わず業者に依頼や相談をしてみてください。
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