BSアンテナの正しい選び方は？

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テレビを視聴するには、地デジ放送用のアンテナや、BS・CSなどの衛星放送用のアンテナなど、それぞれの放送に対応したアンテナが必要です。さらに2018年12月には、「4K8K放送」という新しい規格の衛星放送が開始され、さらに迫力のある映像が楽しめるようになった一方で、必要なアンテナがどれなのか分からないという方も増えてきています。

今回は、BSアンテナの選び方や、今話題の4K8K放送について解説します。分かりやすく説明するので、新規での設置や買い替えを検討されている方は、ぜひ読んでみてください。

テレビアンテナの種類と選び方

そもそも、テレビアンテナの分類が分からない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、大きく3つに分けて、アンテナの種類とその特性を解説します。

アンテナを新規設置した場合の費用の目安をそれぞれ載せていますが、これらはあくまでも目安であり、住んでいる地域や設置する場所、高所作業費や出張費の有無によっても値段は変動します。またキャンペーンや契約内容によって、割引が適用されることも。信頼できる業者への問い合わせ、もしくはアンテナ専門業者の比較・見積もりサイトを賢く利用して、ある程度の価格を把握しておきましょう。

地上デジタル放送用アンテナ

地上デジタル放送用アンテナとは、その名の通り地上デジタル放送を視聴するためのアンテナで、正式名称をUHFアンテナといいます。地上デジタル放送用アンテナを大まかに分けると、八木式アンテナ・デザインアンテナ・室内アンテナの3種類です。条件や家の構造によって、適した形や設置場所は変わってくるので、迷ったらプロの業者に相談してみましょう。

アンテナの新規設置工事費用の相場は、従来の八木式アンテナで40,000円前後、デザインアンテナの場合で45,000円前後です。

BS・CSデジタル放送用アンテナ

BSデジタル放送と110°CSデジタル放送を同時に受信するアンテナのことです。おわん型をした白いパラボラタイプのアンテナで、一般家庭用だと直径45センチほどの大きさです。BS放送とCS放送をそれぞれ受信するためには、ひと昔前は別々のアンテナが必要でしたが、近年では同一のアンテナで共用できるようになっています。アンテナの新規設置工事費用の相場は40,000円前後です。

BS放送とは

BS放送用のアンテナ、またはBS・CSデジタル放送用アンテナを設置することで視聴できる無料のチャンネルで、全部で31ものチャンネルが配信されています。2018年にスタートした4K8K放送は画素数が多く映像がきれいで、豊かな色彩を楽しめることが特徴ですが、専用の4K8K対応BSアンテナの設置が必要です。

CS放送とは

CS放送用のアンテナ、またはBS・CSデジタル放送用アンテナを設置することで、スカパー放送を楽しめます。全チャンネルが有料ですが、ドラマやお笑い番組、時代劇など、非常に多くの種類の番組を視聴できます。気に入ったチャンネルをピックアップし、個別に契約を結ぶこともできます。

4K8K対応BSアンテナ

現在、新商品として店頭に並んでいるBSアンテナは、ほとんどのものが4K8K衛星放送に対応しています。4K8K対応のBSアンテナを1本設置すれば、従来のBSデジタル放送と110°CSデジタル放送のすべてを受信することが可能です。4K8Kの番組を観るためには、4K8Kに対応したテレビモニターが必要です。アンテナを設置するだけでは視聴できないので注意しましょう。アンテナの新規設置工事費用の相場は、60,000円前後です。

BS放送受信に必要なものとは

・BSアンテナ
・アンテナケーブル
・テレビモニター（チューナー付のもの）
・ブースター、分配器、テレビ端子

BS放送を視聴するには、これらのものが必要です。また、4K8Kの放送を楽しみたい方は、それぞれの部品や設備が4K8Kに対応している必要があります。

まとめ

いかがでしたか。テレビアンテナの基礎知識について解説しました。4K8K対応のBSアンテナを設置しておけば、従来のBSデジタル放送と110°CSデジタル放送のすべてを受信することが可能です。取り付けてから後悔することのないように、専門業者に相談してみてください。