テレビのブロックノイズの対策方法とは?
テレビのブロックノイズの対策方法とは?
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地上デジタル放送を視聴する際にブロックノイズを経験されている方は多いかもしれません。この記事ではブロックノイズの対策方法について紹介させていただきますので宜しければ参考にご覧ください。
目次
ブロックノイズとは?
ブロックノイズとは画面の一分がモザイクのようなブロックに変換されるノイズで、アナログ放送の時代の砂嵐と呼ばれるスノーノイズやパルスノイズなどに変わり、2011年のデジタル放送への切り替え後は一番発生しやすいノイズになっております。
アンテナを利用している場合
アンテナを利用している場合、チャンネル設定やケーブルの配線をし直す、アンテナの調整などの対策方法があります。
チャンネルの再設定
まずは、テレビを再起動してからリモコンのメニューボタンから再設定します。主要テレビメーカーのチャンネルスキャン方法を下記で紹介しますので、該当する商品の方はぜひ参考にしてみてください。その他のメーカーのテレビを持っている方は、取扱説明書を見ながら実施してみてください。
東芝のREGZA(レグザ)
リモコンの設定ボタンを押して、テレビ画面の「初期設定」の中から「チャンネル設定」、「地上デジタル自動設定」の中から「初期スキャン」を選択します。最後に地域選択を入力して、チャンネルスキャンを開始しましょう。
シャープのAQUOS(アクオス)
リモコンの地上Dボタン、ホームの順にボタンを押します。テレビ画面の「視聴準備」の中から「テレビ放送設定」を、チャンネル設定から地上デジタルを選択してください。最後に地上デジタル-自動から「する」を選択、チャンネルスキャンを開始します。
パナソニックのVIERA (ビエラ)
リモコンの「メニュー」ボタンを押します。テレビ画面の「初期設定」の中から「設置設定」を選択、「チャンネル設定」の「地上デジタル放送」を選びます。そして、「初期スキャン」の中から地域選択を入力して、チャンネルスキャンをしましょう。
ケーブルの配線をし直しておく
ケーブル接続の緩みや端子の折れなどが原因でノイズが発生する可能性があります。一度テレビの電源を切って、コンセントプラグを抜き、端子を一つずつ確認して、1時間ほど経ったら配線し直してみてください。その際、分配器やBDレコーダーも全て外して接続してみてください。
アンテナの劣化や故障
アンテナの寿命は10年から15年程で、屋外に設置したアンテナは雨風や雪にさらされているため、劣化が早くなっています。古くなっていたり、錆び、傷みがひどい場合は買い換えを考えましょう。
アンテナの向きを調整する
アンテナは、少しでも向きがずれると映りが悪くなります。台風や雨風などで向きが変わってしまった場合は、調整をしなくてはなりません。地デジアンテナは近くの電波塔の方向へ、BS/CSアンテナは衛星の方向に角度を合わせましょう。
電波強度の調整
アンテナやケーブルに問題ないのに、ブロックノイズが発生する場合は、電波不足が起こっているかもしれません。建物の周辺で新しいビルの建設が行われていると電波障害が発生することがあります。また、分配器で複数のテレビをつなぐ場合も、テレビ1台に対する電波供給量が不足してノイズが発生する場合もあります。まずは、テレビのアンテナレベルを確認して、もしも電波強度が弱いようであれば、卓上ブースターなどを検討してみましょう。
ケーブルテレビと光回線でテレビを視聴している場合
ケーブルテレビや、光回線を利用したテレビを視聴している場合、各会社に問い合わせることでブロックノイズを解決できます。各公式ホームページに、サポートチャットの窓口や電話番号が書かれているので、現在の状況などを伝えてください。
自分でやって改善しない場合
ブロックノイズの対策方法を紹介しましたが、ブロックノイズの原因は様々なものがあり、中には自力で改善するのが難しい場合もあります。必要に応じてアンテナ業者に依頼するか、テレビを買い直すことを検討してみてください。
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