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新築のアンテナ工事に必要な知識|分配器の役割と取付方法

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新築のアンテナ工事の際に知っておきたい分配器とは?

この記事を読むための時間:3分

「分配器の名前は知っているけれど、どのような役割があるのかはわからない」という人に向けて解説します。分配器の役割や弱点、弱点の補完方法。購入する時の注意点もお伝えします。

分配器とは?

分配器は複数台のテレビを見たい時に使用する機器です。テレビアンテナが地上デジタル放送、BS・CS放送などの電波を受け取り、分配器によって数台のテレビに分配します。

分配器にも2分配器、3分配器、4分配器と種類があり、見られるテレビの台数も変わります。

分配器と分波器は違うもの

「分配器」と「分波器」は名前が似ており、混同してしまう人がいますが、働きは全く異なります。受信した電波をいくつかに分けて、複数台のテレビを見られるようにするのが分配器です。

それに対して分波器はセパレーターとも呼ばれており、1本のケーブルを通る地上デジタル放送アンテナ線とBS・CSアンテナ線を分けて取り出します。分波器はケーブル内のアンテナ信号を分離するために使います。

テレビを見られる部屋を増やしたい

「子供が大きくなったので子供部屋にテレビを設置してあげたいが、子供部屋にアンテナ端子がない」このようなケースでも、分配器からアンテナ線を伸ばすだけでテレビを見られるのです。

しかし、分配器にも弱点があります。ここでは、分配器の弱点と弱点の補完方法を解説していきます。

分配器の弱点

複数台のテレビを見たい時に活躍する分配器ですが、使用方法によっては電波が弱くなりテレビの映りが悪くなる可能性もあります。分配器は受信した電波を均等に分ける機能があり、テレビの台数が増えるにしたがって電波が安定しなくなるのです。

分配器を使用するようになって突然テレビの映りが悪くなった場合は、電波の減衰が原因かもしれません。

ブースターで弱点を補完

分配器を使用してテレビの映りが悪くなってしまった場合でも、「ブースター」を取り付けることで解決します。

ブースターは受信した電波を増幅する機器であり、分配器の使用で電波が弱くなった時や、周囲に高い建物があり電波が入りにくい時に活躍します。

分配器の設置はどうするの?

「自分で分配器の接続はできるのか?」できるならば自分で取り付けたいという方も多いでしょう。業者に依頼するのが間違いないですが、分配器の取り付け作業はそれほど難しくないので、自分で取り付けにチャレンジするのも良いでしょう。

自分で設置を行う

購入した分配器に接続方法が書かれているので、説明書通りに取り付ければ個人でも接続が可能です。
分配器は家電量販店だけでなく、100円ショップでも販売されている場合があります。安く済ませたいのであれば100円で購入できますが、耐久性は落ちます。

長く使用したいのであれば、国産の分配器がおすすめです。1,000円~2,000円の価格帯で国産の分配器を購入できます。また、分配器には「全端子通電型」と「1端子通電型」の2つの種類があるので気をつけてください。

1台のテレビでBS・CSを見るのであれば1端子通電型で良いですが、数台のテレビでBS・CSを見たい場合は全端子通電型が必要になります。どちらを購入するか迷った時は、応用の効く全端子通電形がおすすめです。

業者に依頼する

自分でも設置ができるとはいえ、新築のアンテナ工事の時は業者に依頼するのがおすすめです。

「今後家族が増える」「子供が大きくなった時に子供部屋にテレビを設置する」予定があれば、アンテナ工事の際に分配器の取り付けを業者に依頼しておきましょう。

分配器の取り付けは自分でも可能ですが、プロに依頼した方が確実です。視聴環境に合った分配器やブースターを取り付けてもらえます。「地域 アンテナ工事 おすすめ業者」などで検索をして、お近くの業者を探しましょう。

初めに設置依頼しておけば安心

分配器の取り付けは自分でもできます。しかし、取り付けによってテレビの映りが悪くなった場合は、業者に見てもらうのも良いでしょう。映らなくなった原因が、分配器以外にあるかもしれません。

また、業者に確認してもらうことで、配線やケーブルなどのメンテナンスもしてもらえます。新築でアンテナ工事を依頼する際には、分配器の取り付けも同時に依頼してください。

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